• "桐田委員"(/)
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  1. 滋賀県議会 2022-12-21
    令和 4年12月21日環境・農水常任委員会−12月21日-01号


    取得元: 滋賀県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-14
    令和 4年12月21日環境農水常任委員会−12月21日-01号令和 4年12月21日環境農水常任委員会              環境農水常任委員会 会議要録                                開会 12時59分 1 開催日時      令和4年12月21日(水)                                閉会 13時35分                         (休憩 13時09分〜13時11分) 2 開催場所      第三委員会室 3 出席した委員    山本委員長井狩委員長             桐田委員、柴田委員河井委員松本委員駒井委員、             加藤委員江畑委員 4 出席した説明員   高木琵琶湖環境部長宇野農政水産部長および関係職員 5 事務局職員     井上主査川畑主幹 6 会議に付した事件  別紙次第書のとおり
    7 配付した参考資料  別紙のとおり 8 議事経過概要   別紙のとおり                  議事経過概要 開会宣告  12時59分 《琵琶湖環境部所管分》 1 議第174号 令和年度滋賀一般会計補正予算(第6号)のうち琵琶湖環境部所管部分について (1)当局説明  中村琵琶湖環境部次長 (2)質疑意見等加藤誠一 委員  もう少し詳しく各補正事業内容説明してもらいたいと思います。例えば、補正分も含めて事業主体がどこであるかなど、もう少し具体的に教えてください。 ◎樽谷 森林政策課長  まず、資料1の1点目の高性能林業機械整備事業につきまして、こちらは甲賀市の林業事業体からの高性能林業機械を導入したいという御要望に基づくものです。こちらは補正予算では最大2分の1の補助率となっており、当初予算での補助率最大3分の1ですので、今回の補正のほうが補助要件はいいものとなっています。  導入する高性能林業機械は、主に作業道を作設するときに木を伐採するものですが、木をつかんで運ぶ、バケットもついていますので斜面などを掘るといったことが高性能林業機械1台ででき、効率がかなり上がると考えています。  2点目が県営(有)林経営管理事業です。こちらは県営林林業専用道を設置するという内容です。この林業専用道というのは、伐採した木を効率的にトラックに乗せて排出するために10トントラックが入るよう整備するものです。令和年度補正により258メートル作設しており、今回の補正で229メートル延長し、合わせて487メートルを県営林に設置するものです。 ◎辻田 自然環境保全課長  続いて自然公園施設等整備事業に関して、説明させていただきます。今、要望として上げております案件は全部で4件ありますが、次長からの説明にもありましたとおり、事業全てに交付金がつくわけではありませんので、要望したもののうち交付金がついた案件についてのみ実施するという前提で説明させていただきます。  1件目は、大津市内にあります東海自然歩道の逢坂山の歩道橋につきまして、その老朽化が進んでいることから、修繕に向けた調査設計を行うものです。  2件目も東海自然歩道に関するもので、甲賀市の信楽町内にあるつり橋につきまして、そちらも老朽化が進んでいるため、補修に向けて調査設計を行うものです。  3件目が伊吹山の山頂にあるトイレに漏水などが起こっておりまして、その修繕を行うものです。  4件目は、高島市の安曇川町内鴨川勝野園地に新たに遊歩道などを整備する予定と聞いておりまして、それに対する補助を行うものです。国の交付金の要綱上、市町整備を行う場合も県を経由して交付することになっています。この高島市の整備案件につきましても、県で国からの交付金を一旦受けた上で、それをそのまま高島市に交付する形を取ることとしています。 (3)採決  賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決した。 休憩宣告  13時09分 再開宣告  13時11分 《農政水産部所管分》 2 議第174号 令和年度滋賀一般会計補正予算(第6号)のうち農政水産部所管部分について (1)当局説明  中田農政水産部次長 (2)質疑意見等河井昭成 委員  資料1の2ページにある産地競争力強化対策費と4ページの土地改良施設管理事業費内の農業水利施設省エネルギー化推進事業は、当初予算がゼロからの補正となっています。新年度予算では新規事業には新と書かれていますが、この補正予算では新しく始まる事業には何も書かれていません。新規事業なのでしょうか。また、この事業期間はどの程度で、しばらく続く事業になるのかを伺います。 ◎平井 農政水産部技監  産地競争力強化対策事業の中の担い手確保経営強化支援事業は新たに起こった事業で、県の予算はメニューとしてゼロ円から増額補正するものですが、実はこの事業は毎年、補正予算の時期に起こる事業です。この事業そのものは単年度限りですが、ひょっとすると来年度以降も同じような形で予算措置される可能性はあります。 ◎青木 耕地課長  4ページの農業水利施設省エネルギー化推進事業についてお答えします。こちらの事業は、今般の国の補正予算で創設された事業です。  内容エネルギー電気代の高騰を受け、その影響緩和に向けて、いろいろな農業水利施設管理者に省エネ、あるいはコスト削減に係る来年から3か年で取り組む計画を立ててもらい、その取組に充てる交付金を国から支出するものです。  今回の補正予算でその取組に充てる交付金を今年度に支払い、3か年取り組んでもらいます。取組自体は3か年していただく必要がありますが、経費自体は今回で交付するというスキームの事業となっています。 ◆河井昭成 委員  1つ目事業については、本当は毎年やりたいけれども、補正で措置されなければできない事業であるという理解でいいのでしょうか。  2つ目事業は、CO2ネットゼロを見据えた場合にはずっと続けたい事業かと思います。省エネルギーにより農業分野でのCO2ネットゼロをどう達成するかということへの足がかりやステップになると思いますが、この事業でどのくらい省エネルギー化が図れると想定されているのか伺います。 ◎平井 農政水産部技監  担い手確保経営強化支援事業につきましては、通常ベース予算でも類似の事業があります。何が違うかというと、通常予算ベース事業の場合は補助率が10分の3ですが、毎年起こる今回の補正では補助率が2分の1になります。毎年補正されていますので、農家も大分慣れておられまして、まず、補正分へ申請されて、採択されなければ通常ベース予算へ申請という形で順に申請される感じとなっています。 ◎青木 耕地課長  農業水利施設省エネルギー化推進事業ですが、こちらの事業では、エネルギー消費量の2割削減を目標として計画を策定いただきます。3年間取り組み、2割の削減を目指すということです。  2割削減を達成した後はどうするかということですが、まずは3か年でそれだけを目指します。農業水利施設に大きく影響する天候などによって、2割削減の達成がどうかという状況も出てくると思いますので、そのような場合には全国的な電気使用量状況を見て、国でまた新たな対策を検討されるものと考えています。 ◆河井昭成 委員  1つ目事業は制度としていびつな感じがします。国にはぜひ改善してもらうように言ったほうがいい気がします。  2つ目事業について、この予算対象となるところは多くない気がしますが、全てに対応できるのでしょうか。なるべく幅広く取り組んでもらおうと思ったらもう少し予算が要ると思います。この予算でどの程度できると見込んでいるのか教えてください。 ◎青木 耕地課長  滋賀県内農業水利施設を管理している主要な団体である土地改良区で使用している電力料金は、近年までは年間5億円ぐらい、今年値上がりして7億円ぐらいという結構な電力を使用しています。その土地改良区も、取組計画をつくればこの事業を適用できることになっていますので、我々としましても、地方農業農村振興事務所を通じて、こういう事業があるということをお伝えし、関心がある土地改良区については省エネルギー化推進計画の策定もフォローしまして、できるだけ皆さんに使っていただくように努力しています。  また、今般この事業は新たに創設されたものであり、要望をお聞きしているところですので、どれぐらい要望量があるかということを現時点では申し上げることができない状況です。 ◆松本利寛 委員  産地競争力強化対策事業補正額が3億円と大きいので、どこにどういったものをという具体的な箇所づけを教えてください。  それから、園芸特産振興対策費補正要因につきまして、箇所が増えたのか、期間が延長されたのか、どういう要因で額が増額されたのかお聞きしたいです。  また、今ほどの農業水利施設省エネルギー化推進事業の点で、手法としてはどういうことを行うことにより省エネルギー化を図るのかをお聞きしたいと思います。 ◎平井 農政水産部技監  産地競争力強化対策事業の箇所づけですが、現在、まだ要望を取りまとめて国に提出した段階でして、3億4,400万円という額も、どこにどれだけついてくるかということも年明けでなければ分からない状況です。今回補正させていただいているのは、毎年要望させていただき、国から配分をいただいた額の最高の金額を計上しています。  本年度計上額を超える要望は上がってきていますが、国からの配分そのものが分かるのは年明けになろうかと思います。 ◎青木 耕地課長  農業水利施設省エネルギー化推進事業手法ですが、今、まさに各改良区に考えていただいているところです。  改良区によって様々ですが、一般的に考えられるのは、例えばポンプで水をくみ上げている改良区ですと、機器老朽化具合によりますが、そのポンプをオーバーホールや改修するなどでエネルギー量を半減したり、あるいは機器配電盤を改修して、運転のさせ方を効率的にするというハードの手法が考えられるのが1つです。また他には、組合員農業者の御理解を得られるかどうかによりますが、効率のいい節水の仕方みたいなものを普及させて節水していくというソフト対策が考えられます。我々も提案しながら、土地改良区に考えていただいているところです。 ◎笠井 みらい農業振興課食ブランド推進室長  園芸特産振興対策費につきまして、当初は燃油としてA重油と灯油が対象になっていましたが、今回、国で都市ガスLPガス燃油とした暖房機器対象にすることとなりましたので、その増額分となります。 ◆松本利寛 委員  産地競争力強化対策事業の額が少し大きいのは、多分裏づけがあってのことだと思いますが、毎年そういう相当な要望額があるのならば、当初からしっかりと予算をつけることが当たり前という気がします。そういう方向になるようよろしくお願いしたいと思います。 ○井狩辰也 副委員長  資料2ページの農地中間管理事業推進基金積立金についての確認ですが、この事業中間管理機構を通して、農地を預けられた方にお金を交付するという事業でよろしかったでしょうか。 ◎森野 みらい農業振興課地域農業戦略室長  中間管理事業積立金ですが、この事業は国の補助金を県の基金に積み立て、そのお金を活用して、地域に対し、地域集積経営転換協力金地域集積協力金という形で補助をする事業です。農地中間管理機構を通じて農地を貸された農家の方に、10アール1万円でありますとか、あるいは地域に対して10アール1万円から3万4,000円の補助をします。 ○井狩辰也 副委員長  以前、預けられた方に対する補助金が足りないということを聞きましたが、その辺りは大丈夫なのでしょうか。 ◎森野 みらい農業振興課地域農業戦略室長  この仕組みが始まった平成26年当時は、かなり補助金の額も大きくたくさんの要望があり、お金が足りないという事態が生じました。その後に国で要件等の見直しをされ、ここ数年はお金が足りないという事態は生じておりません。今年度お金はちゃんと手を挙げていただいた全ての方に届く形になっています。 ◆江畑弥八郎 委員  国営土地改良事業費負担金について、これは多分、国営土地改良費の県の負担金分ですが、この負担金額はどういう経緯で決まるのでしょうか。条例か何かがあるのかどうか、その辺の仕組みを教えてください。 ◎青木 耕地課長  国営土地改良事業負担金割合について説明します。今回補正しますのは、湖北と湖東平野の2地区ですが、いずれの事業も国の負担金土地改良法で3分の2と決まっています。残りの3分の1を地方で分けることになりますが、国で地方財政ガイドラインを定めており、県はそのガイドラインどおり負担しています。  残りにつきましてもガイドラインどおりですが、各市町負担額状況、事情によって農家との話し合いにより決めていただくことになっています。その残り農家負担額となります。 ◆江畑弥八郎 委員  最終的に負担金割合はどこで決まるのでしょうか。国がその内容を見て了としたら決まるということですか。 ◎青木 耕地課長  国は国で決めますし、県は事業計画書に入ってきます。残りの分について、滋賀県の場合はガイドラインどおりとしてこれだけ払うということを示し、市町農家にどのような割合にするか、決めていただくことになっています。 ◆江畑弥八郎 委員  県はガイドラインどおり負担をして、その他の分についてはそれぞれの市町地域の自治体に応じて多少の幅があるとこういうことですか。 ◎青木 耕地課長  そのとおりです。 (3)採決  賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決した。 閉会宣告  13時35分
     県政記者傍聴:なし  一般傍聴  :なし...